くしゃみ【嚔】
《「くさめ」の音変化》鼻の粘膜が刺激されて起こる、反射的に激しく息を吐き出す生理現象。《季 冬》
くしゃみ‐ガス【嚔ガス】
鼻や目などを刺激し、くしゃみや吐き気を起こさせる毒ガス。アダムサイト・ジフェニルクロルアルシンなど。
くすぐった・い【擽ったい】
[形][文]くすぐった・し[ク] 1 くすぐられるなど、皮膚が刺激を受けて、むずむずした感じがするさま。こそばゆい。「背中が—・い」 2 なんとなく恥ずかしいような気持ちがするさま。きまりが悪い...
くすぐ・る【擽る】
[動ラ五(四)] 1 皮膚の敏感な部分を軽く刺激し、むずむずして笑いたくなるような感じを起こさせる。「わきの下を—・る」 2 人の心を軽く刺激し、そわそわさせたり、いい気持ちにさせたりする。「母...
くっか‐せい【屈化性】
化学的成分の刺激に反応して起こる屈性。植物の根・花粉管や菌類の菌糸などが、ある濃度の糖類やたんぱく質に反応して、一定方向に曲がる性質をさす。向化性。化学屈性。
くっこう‐せい【屈光性】
植物が光の刺激に対し、一定の方向に屈曲して生長する性質。屈性の一つ。光の方向に曲がる正の屈光性は茎・葉で、その逆の負の屈光性は根でみられる。光屈性。
くっしょく‐せい【屈触性】
植物体が固い物に接触した刺激によって起こる屈性。エンドウの巻きひげ、ウツボカズラの葉柄などに見られる。向触性。接触屈性。
クッシング‐しょうこうぐん【クッシング症候群】
副腎皮質を刺激するホルモンが異常に分泌されて起こる病気。身体に急速に脂肪がつき、顔が丸くなり、多毛・糖尿・高血圧・無力症などを伴う。米国の医師クッシング(H.W.Cushing)が報告。
くっ‐せい【屈性】
植物のある器官が、外部からの刺激に対して一定の方向へ屈曲する性質。刺激の来る方向に向かうのを正の屈性、逆を負の屈性という。屈光性・屈地性・屈湿性などがある。→傾性
クラス‐スイッチ【class switch】
抗体の産生を担うB細胞が、抗原などの刺激によって、複数の異なる種類(クラス)の免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)を合成するようになること。クラス転換。→体細胞高頻度突然変異 [補説]...