がん‐とう【雁塔】
古代インドのマガダ国にあった雁供養の塔。菩薩(ぼさつ)が浄肉を食う僧を戒めようとして雁に化し、空から落ちて死んだ跡に塔が建てられたという「大唐西域記」の故事による。 中国、西安市にある大慈恩...
きせい‐ちゅう【寄生虫】
1 寄生生活をする小動物。体内に寄生する回虫・蟯虫(ぎょうちゅう)・肺吸虫・条虫などの内部寄生虫と、体表に寄生するノミ・シラミ・ダニなどの外部寄生虫があるが、前者をさすことが多い。 2 自分では...
キビバイト【kibibyte/KiB】
コンピューターで扱う情報量や記憶容量の単位の一。210(1024)バイト。 [補説]もとは210バイトを表す単位はキロバイト(KB)だったが、これが1000ちょうどの103バイトも意味するようになっ...
きんしかん‐ざい【筋弛緩剤】
骨格筋の緊張を抑え、弛緩させる薬剤。中枢神経に作用するものと末梢神経に作用するものがある。前者は肩や腰の痛みを軽減する内服薬、後者は外科手術時の注射による筋弛緩に用いられる。筋弛緩薬。
ギビバイト【gibibyte/GiB】
コンピューターで扱う情報量や記憶容量の単位の一。230(10億7374万1824)バイト。 [補説]もとは230バイトを表す単位はギガバイト(GB)だったが、これが10億ちょうどの109バイトも意味...
ぎょうむじょうかしつちししょうとう‐ざい【業務上過失致死傷等罪】
業務上必要な注意を怠り、人を死傷させる罪。また、自動車の運転上必要な注意を怠り、人を死傷させる罪。刑法第211条が禁じ、前者は5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金に、後者は7年以...
くさつ‐ぶし【草津節】
群馬県草津温泉の民謡。高温の湯を板でかき回して適温にする共同作業で歌われる作業唄。囃子詞(はやしことば)が「チョイナチョイナ」というものと「ヨホホイ」というものとの2種類がある。前者は一般には草...
くんれいしき‐ローマじつづりかた【訓令式ローマ字綴り方】
日本語をローマ字でつづる方式の一種。標準式と日本式とを折衷したもの。昭和12年(1937)内閣訓令として示達。昭和29年(1954)廃止され、内閣告示によって訓令式新表が定められた。第一表と第二...
グスリ【(ロシア)gusli】
ロシアのチター型撥弦(はつげん)楽器。その起源は非常に古い。翼形とかぶと形の二つのタイプがあり、前者はロシア北西部に広く分布している。16世紀末頃から長方形の卓上型グスリも現れた。
けい‐じゅう【軽重】
1 「けいちょう(軽重)」に同じ。「其九人の中に—愛憎と云うことは真実一寸ともない」〈福沢・福翁自伝〉 2 音声の高低。抑揚。日本古来の韻学では、清音で始まる音を「軽」、濁音で始まる音を「重」と...