ぜん‐ぶ【前部】
前の部分。また、前の方。「車両の—が損傷する」⇔後部。
ぜん‐ぶつ【前仏】
1 釈迦より前に世に出て教えを説いた仏。迦葉(かしょう)仏など。先仏。 2 釈迦のこと。弥勒菩薩(ぼさつ)を後仏(ごぶつ)というのに対していう。先仏。
ぜん‐ぶん【前文】
1 前の方に書いた文。「—に述べたとおり」 2 手紙の冒頭に書く、時候のあいさつや安否のうかがいなどの文。 3 法令の条項の前に置かれている文章で、制定の趣旨や基本原則などを記すもの。まえがき。...
ぜん‐ぷ【前夫】
前の夫。先夫。
ぜん‐ぷ【前婦】
前の妻。先妻。先婦。
ぜん‐ぺい【前兵】
旧日本陸軍で、大部隊の行軍中の警戒部隊の一。ふつう大隊単位で編制され、前衛のさらに前方にあって警戒を行う。
ぜん‐ぺん【前編/前篇】
書物・映画などで、2編または3編に分かれたものの最初の編。→中編 →後編
ぜん‐ぼう【前坊】
「先坊」に同じ。「桐壺の帝の御弟、—と申し奉りしが」〈謡・野宮〉
ぜん‐ぼう【前房】
眼球で、角膜と虹彩および水晶体の間にある、房水に満たされた部分。前眼房。→眼房
ぜん‐ぽう【前方】
1 まえの方。前面。⇔後方。 2 前部が四角いこと。「—後円墳」