ぜん‐えん【前燕】
中国、五胡十六国の一。337年、鮮卑族の慕容廆(ぼようかい)の子、皝(こう)が建国。都は熱河の竜城、のち鄴(ぎょう)。370年に前秦の苻堅に滅ぼされた。
ぜん‐えん【前縁】
1 前世の因縁。 2 前の方の縁(ふち)。 3 航空機の翼の、気流に対して風上側の縁。
ぜん‐か【前科】
1 以前に法律による刑罰を受けていること。また、その刑。 2 過去のよくない行為のたとえ。「朝帰りの—」
ぜん‐かい【前回】
一つ前の回。先回。
ぜん‐かく【前角】
1 脊髄の灰白質のうち、前方の部分。骨格筋を支配する運動ニューロンの細胞体が集まっている。脊髄前角。前柱。 2 左右の大脳半球にある側脳室のうち、前頭葉の内側にある部分。側脳室前角。
ぜんか‐もの【前科者】
前科のある者。刑余者。
ぜん‐かん【前官】
1 前に就いていた官職。 2 その官職の前任者。 3 退職前の官職。
ぜん‐かん【前漢】
中国古代の王朝。秦(しん)の滅亡後、前202年、楚の項羽を破った漢王劉邦(りゅうほう)(高祖)が建国。都は長安。中央集権体制が確立された武帝のときに全盛期を迎えた。8年、王莽(おうもう)によって...
ぜんかんじょ【前漢書】
漢書(かんじょ)の異称。
ぜんかん‐れいぐう【前官礼遇】
もと国務大臣・枢密院議長・宮内大臣・内大臣として功績の著しかった者に対し、退官後も在官時と同じ待遇を与えること。