あかひら‐こんごう【赤平金剛】
岩手県東部、陸中海岸中部にある断崖。船越半島先端部の霞露(かろ)ヶ岳(標高504メートル)の東斜面が太平洋に急に落ち込んだ、高さ300メートルを超す赤褐色の絶壁。景勝地の一。
いた‐こんごう【板金剛】
《「金剛」は金剛草履(ぞうり)の略》⇒板草履
かしわど‐つよし【柏戸剛】
[1938〜1996]力士。第47代横綱。山形県出身。本名、富樫(とがし)剛。昭和36年(1961)大鵬(たいほう)とともに横綱に昇進し「柏鵬(はくほう)時代」を築いた。優勝5回。引退後、年寄鏡...
かつま‐こんごう【羯磨金剛】
三鈷杵(さんこしょ)を十字に組み合わせた密教の法具。
がいじゅう‐ないごう【外柔内剛】
《「唐書」盧坦伝から》うわべは優しくおとなしそうに見えるが、意志が強くしっかりしていること。
きちじょう‐こんごう【吉祥金剛】
密教で、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の称。
きょう‐ごう【強剛】
[名・形動]強くて屈しないこと。手ごわいこと。また、そのさま。「市九郎の—なる意志を、知りぬいて」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
けん‐ごう【健剛】
[名・形動]身心が強く、容易に屈しないこと。また、そのさま。「就中(なかんずく)—にして敵となさば、大事をも生ぜんとするの」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
こん‐ごう【金剛】
《(梵)Vajraの訳。最剛、堅固の意》 1 ㋐金属の中で最もかたいもの。 ㋑きわめて強固で破れないもの。 2 「金剛杵(しょ)」の略。 3 「金剛界」の略。「—童子」 4 「金剛草履(ぞうり)...
こんごう【金剛】
能楽師の姓の一。シテ方の家柄。大和猿楽坂戸座の6世三郎正明の童名金剛丸からとったもの。 「金剛流」または「金剛座」の略。