どやくや‐まぎれ【どやくや紛れ】
混雑につけこむこと。混乱を利用すること。どさくさまぎれ。「—に御太刀も盗み取りたるに疑ひなし」〈浄・栬狩剣本地〉
どよう‐でん【土用殿】
熱田神宮の神体である草薙剣(くさなぎのつるぎ)を奉安した殿舎。
な【己/汝】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。自分。「常世辺(とこよへ)に住むべきものを剣大刀—が心からおそやこの君」〈万・一七四一〉 2 二人称の人代名詞。あなた。おまえ。なんじ。「千鳥鳴く佐保の川...
な‐うて【名うて】
名高いこと。ある方面で有名なこと。「—の剣客」「—の相場師」
なか‐がわ【那賀川】
徳島県、剣山(つるぎさん)に源を発し、ほぼ東流して阿南(あなん)市の北で紀伊水道に注ぐ川。長さ125キロ。
なか‐ご【中子/中心】
1 物の中央部。中心。また、しん。「—のできた飯を噛んで食べた」〈嘉村・途上〉 2 ウリ類の中心の種子を含んだ柔かな部分。 3 (「茎」とも書く)刀剣類の、柄(つか)に入っている部分。 4 入れ...
なか‐み【中身/中味】
1 中に入っているもの。中に入れてあるもの。「バッグの—」 2 物事の内容・実質。「—の薄い話」 3 刀剣の刃の部分。刀身。
なぐ‐や【投ぐ矢/投ぐ箭】
「投げ矢」に同じ。「—持ち千尋射渡し剣大刀腰に取り佩(は)き」〈万・四一六四〉
なら‐は【奈良派】
江戸時代の装剣金工の一派。江戸初期の奈良利輝を祖とする。
なら‐ぼり【奈良彫】
1 装剣金工の一派、奈良派の手になる彫り物。 2 ⇒奈良一刀彫(いっとうぼり)