はな‐かいらぎ【花鰄/花梅花皮】
刀剣の装飾に用いる鮫皮の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の突起がまじっているもの。→鰄(かいらぎ)
はな‐しょうぶ【花菖蒲】
アヤメ科のノハナショウブから改良した園芸種。葉は剣状で中脈が隆起する。5、6月ごろ、紫色・白色・絞りなどの大きな花を開く。江戸時代から改良が始まり、品種が多い。栽培地は4〜9月に水があり、他は乾...
はな‐どめ【花留(め)】
花材を花器に固定する道具。生花(せいか)では花配りを使い、自由花では剣山・七宝などを用いる。
はな‐ぶえ【鼻笛】
1 鼻で息を吹き込んで鳴らす笛。フィリピンのトガリなど。 2 口を閉じて鼻から声を出すこと。→鼻笛を吹く 3 呼ぶ子の笛。「腰より—取り出だし、吹かんとするを」〈浄・栬狩剣本地〉
ははなるそこく‐ぞう【母なる祖国像】
《Rodina-mat'/Родина-мать》ロシア連邦南西部の都市ボルゴグラードのママエフの丘にある、右手に剣を高々と掲げた巨大な女性像。第二次大戦中のスターリングラード攻防戦を記念して建...
はばき‐がね【鎺金】
《人が脛巾(はばき)をはいた形に似るところから》刀剣などの刀身が鍔(つば)に接する部分にはめる鞘口(さやぐち)形の金具。刀身が鞘から抜け落ちないようにするためのもの。はばき。
はばき‐もと【鎺本/鎺元】
刀剣の、はばきがねのあるところ。
はものかわ【鱧の皮】
上司小剣の短編小説。大正3年(1914)、「ホトトギス」誌に発表。大阪道頓堀にある鰻屋の女将(おかみ)のとある一日を描き、高い評価を得た。
はらい‐わざ【払(い)技】
剣道で、相手の竹刀を払い上げ、または、払い落とし、相手の構えを崩してから仕掛ける技。払い小手・払い胴など。
はん‐し【判士】
1 審判をする人。特に柔道・剣道などの審判者。 2 旧陸海軍の軍法会議で、審理・裁判を行った武官の裁判官。