そ・う【沿う】
[動ワ五(ハ四)] 1 長く続いているものに、離れないように付き従う。何かに並行した形で続いている。「流れに—・ってくだる」「道路に—・ってケヤキが植えてある」 2 (「添う」「副う」とも書く)...
そ・う【添う/副う】
《「沿う」と同語源》 [動ワ五(ハ四)] 1 そばを離れずにいる。ぴったりつく。「影の形に—・うようにいつも一緒にいる」「病人に—・って歩く」 2 夫婦になる。連れそう。「二人を—・わせてやり...
そえ【添え/副え】
1 そえること。また、そのもの。 2 付き従うこと。補佐。「—になって力を仮(か)してはくれまいか」〈露伴・五重塔〉 3 おかず。副食物。 4 (副え)生け花の役枝(やくえだ)の一。真の枝にそえ...
そえ‐うま【副え馬】
馬車などで、主になって引く馬に付き従わせる馬。また、乗り換え用の馬。
そえ‐ぎ【添(え)木/副え木】
1 草木などが倒れないように、支えとして木を添えること。また、その木。 2 骨折した部分などを固定するために当てる板。副木(ふくぼく)。 3 建材の継ぎ手や組み手を補強するために当てる木。
そえ‐こ【副え子】
腰刀の差裏に差し込む小刀。裏差(うらざ)し。→表差(おもてざ)し
そえ‐づかい【副へ使ひ】
正使に付き添っていく使者。副使(ふくし)。「院宣の—に西国へ下りたりければ」〈盛衰記・三八〉
そ・える【添える/副える】
[動ア下一][文]そ・ふ[ハ下二] 1 主となるもののそばにつける。補助として付け加える。「贈り物に手紙を—・える」「薬味を—・える」「介護の手を—・える」 2 引き立たせるために付け加える。「...
ふう‐す【副寺/副司】
《唐音》禅宗寺院で会計を担当する役職。六知事の一。庫頭(くじゅう)。ふくじ。
ふく【副】
1 主なものに伴って補佐となること。また、そのものや人。副知事・副委員長など。 2 書物・書類の原本を写した控え。写し。「正—二通の申請書」⇔正。