わり‐かし【割(り)かし】
[副]「わりかた」の俗な言い方。「—安く買えた」
わり‐かた【割(り)方】
[副]わりと。わりに。わりあいに。わりかし。「あの店は—信用できるほうだ」
わり‐かん【割(り)勘】
《「割り前勘定」の略》勘定を人数で割り、各自平等に支払うこと。また、何人かで飲食したとき、自分の費用を自分で支払うこと。「経費は—にしよう」「—で飲む」
わり‐かんばん【割看板】
1 劇場で、複数の俳優の名または演目を1枚に並べて書いた看板。 2 寄席で、つるし行灯(あんどん)に真打(しんうち)とそれに準ずる者一人の名を並べて書いたもの。
割(わり)が合(あ)・う
「割に合う」に同じ。「—・わない取引」
わり‐がき【割(り)書(き)】
1 本文の間に2行に分けて細字で注などを入れること。また、その注。割り注。 2 歌舞伎狂言や浄瑠璃の名題などの上に行を割って書かれた文句。
割(わり)が利(き)・く
少量でも十分効き目がある。薄めても効力が強い。「—・く醤油」
割(わり)が悪(わる)・い
他と比べてみて損である。割に合わない。「—・い役を引き受ける」
わり‐き【割(り)木】
細かく割ったたきぎ。
わり‐きり【割(り)切り】
割り切ること。例外などを無視して、きっぱりと結論を出すこと。「仕事上の付き合いだと—が肝心」