くうや‐もち【空也餅】
半つきの餅を小さくちぎり、つぶしあんをくるんで丸めた和菓子。上野池之端にあった菓子店空也の創製といわれる。
コアントロー【(フランス)Cointreau】
《「コワントロー」とも》オレンジの皮や葉などで風味をつけたキュラソー。カクテルやデザートに用いる。創製者の名にちなむ。
こととい‐だんご【言問団子】
向島の言問橋付近で売っている名物の団子。江戸時代の終わりごろ創製された。小豆あん、白あんでくるんだもの、うぐいす色の求肥(ぎゅうひ)で味噌あんを包んだものの3種がある。
コンテ【(フランス)conté】
デッサン用のクレヨンの一。鉛筆よりやわらかく、濃淡を出しやすい。フランスの化学者コンテ(N.J.Conté)の創製。
ゴブラン‐おり【ゴブラン織】
ベルギーの染織家ゴブラン(J.Gobelin)が15世紀にパリで創製したといわれる綴(つづ)れ織り。人物・静物・風景などを色糸で精巧華麗に織り出したもので、壁掛けに用いる。
しもせ‐かやく【下瀬火薬】
明治21年(1888)下瀬雅允(まさちか)が創製した、ピクリン酸を主体とした黄色火薬。日露戦争で日本海軍が使用。
しん‐おめし【新御召】
絹糸と強く縒(よ)った綿糸を使って交ぜ織りにした御召縮緬(ちりめん)。天保年間(1830〜1844)下野(しもつけ)国足利(あしかが)で創製。綿御召縮緬。→本御召
じ‐き【磁器】
素地(きじ)のガラス質が磁化して半透明となり、吸水性のない硬質の焼き物。陶器より高火度で焼かれ、たたくと金属的な音がする。中国で創製され、日本では江戸初期の有田焼に始まる。→陶磁器
せい【製】
[音]セイ(漢) [学習漢字]5年 物をこしらえる。つくる。「製作・製紙・製図・製造・製鉄・製品・製粉/官製・燻製(くんせい)・作製・精製・粗製・創製・特製・剝製(はくせい)・複製・縫製・木製」
タカ‐ジアスターゼ【Taka-Diastase】
高峰譲吉が麹(こうじ)かびから創製した消化酵素剤の商標名。