しん‐かぶき【新歌舞伎】
歌舞伎の一類別で、明治40年(1907)前後から上演されはじめた、劇場部外の文学者の手になる新作歌舞伎。「桐一葉」「修禅寺物語」など。
しん‐こくりつげきじょう【新国立劇場】
東京都渋谷区にある劇場。平成9年(1997)開館。オペラ劇場・中劇場・小劇場と研修施設などからなる。館内の延べ面積は約6万8800平方メートル。
しんとみ‐ざ【新富座】
東京の歌舞伎劇場。明治5年(1872)猿若町にあった守田座が京橋区新富町に移転、同8年新富座と改称。大正12年(1923)関東大震災で焼失。
しんない‐ぶし【新内節】
浄瑠璃の流派の一。延享2年(1745)宮古路加賀太夫が豊後(ぶんご)節から脱退、富士松薩摩(ふじまつさつま)を名のったのが遠祖。この富士松節から出た鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)は鶴賀節を立...
ジェミラ【Djémila】
アルジェリアの首都アルジェの東約250キロメートルにある町。神殿・劇場・集会場などの、古代ローマの都市遺跡が残る。町の名はアラビア語で「美しい」を意味する。1982年、世界遺産(文化遺産)に登録...
ジェラシュ【Jerash】
ヨルダン北西部にある古代ローマ帝国時代の遺跡。首都アンマンの北約40キロメートルに位置する。新約聖書に登場するデカポリス(十都市連盟)の一つであり、ゲラサと呼ばれた。ハドリアヌスの凱旋門、円形劇...
じっけん‐げきじょう【実験劇場】
前衛的意図で、実験的な演劇を上演する劇場。主として小劇場形式で行われる。
じゃのめ‐まわし【蛇の目回し】
劇場で、同心円の大小二つの回り舞台。また、その外周の部分だけを回すこと。幕末期に考案されたが、現在の歌舞伎劇場では用いない。蛇の目。
じゃり【砂利】
1 小石。また、小石に砂のまじったもの。ざり。「—道」「玉—」「—トラ」 2 《劇場・見世物小屋などで見物の子供をさしていったところから》子供。 3 《小石や白砂を敷きつめたところから》江戸時代...
じゅぎょう【授業】
《原題、(フランス)La leçon》イヨネスコの戯曲。1951年、パリで初演。カルチエラタンの小劇場ユシェット座で1957年から半世紀以上にわたり「禿の女歌手」とともにロングラン公演が行われて...