ふし‐げき【節劇】
《「浪花節(なにわぶし)劇」の略》浪花節を丸本(まるほん)歌舞伎(義太夫狂言)における義太夫節のように用いて行う劇。
ふじょうり‐えんげき【不条理演劇】
人間の生と死の不合理性をテーマにした演劇。1950年代に出現し、主要な作家としてベケット、アダモフ、イヨネスコらがいる。
ぶたい‐げき【舞台劇】
観客を前にして、舞台で演じる劇。
ぶよう‐げき【舞踊劇】
舞踊を中心に構成された劇。バレエや歌舞伎の所作事など。
ブールバール‐げき【ブールバール劇】
《(フランス)théâtres du boulevard》フランスの大衆向け娯楽劇、商業演劇。パリの盛り場ブールバール大通りに由来。
ほうそう‐げき【放送劇】
ラジオで放送する劇。ラジオドラマ。
まくあい‐げき【幕間劇】
演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩和するためのもの。
みんわ‐げき【民話劇】
民話を素材にした劇。せりふに方言を取り入れるなど、素朴で生き生きとした庶民の生活・感情を描き、劇に仕立てたものが多い。木下順二の「夕鶴」など。
むげん‐げき【夢幻劇】
1 夢における人間生活を描いた戯曲。ストリンドベリの「ダマスクスへ」など。 2 夢幻的な世界を題材とし、観客を夢幻の境地に誘い込むような戯曲。メーテルリンクの「青い鳥」など。
むごん‐げき【無言劇】
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