もく‐げき【黙劇】
せりふを用いず、身ぶり・表情だけで演じる劇。無言劇。パントマイム。
もんだい‐げき【問題劇】
同時代的な社会問題などを提起し、これに対する観客の注意や考察を喚起する劇。イプセン・ゴールズワージー・ショーなどの戯曲に多い。
やがい‐げき【野外劇】
野外で、自然を舞台、または背景として行う演劇。ページェント。
やばんきげき【野蛮喜劇】
《原題、(スペイン)Comedias bárbaras》バリェ=インクランの戯曲。「紋章の鷲」(1907年発表)「狼のロマンセ」(1908年発表)「銀の顔」(1923年発表)の3部からなる。「野...
よう‐げき【要劇】
重要な職務にあって忙しいこと。〈易林本節用集〉
れきし‐げき【歴史劇】
⇒史劇
れんさ‐げき【連鎖劇】
舞台劇と映画を組み合わせて見せる演劇。明治末年から大正中期にかけて流行した。キノドラマ。
ロバンとマリオンのげき【ロバンとマリオンの劇】
《原題、(フランス)Jeu de Robin et de Marion》アダンドラアルによる牧歌劇。1285年ごろの作。
わ‐げき【話劇】
中国の新劇。20世紀初めごろ、日本の新派劇の影響を受けて起こった。京劇など歌舞を主とする古典劇に対して、話し言葉を重視する。