かさぶたしきぶこう【かさぶた式部考】
秋元松代の戯曲。3幕。昭和40年(1965)に放映されたテレビドラマ「海より深きかさぶた式部考」のシナリオを舞台劇用に書き換えたもの。昭和44年(1969)初演。同年、第11回毎日芸術賞受賞。
か‐し【歌詞】
1 歌曲や歌謡曲・歌劇などの、節をつけて歌う言葉。歌の文句。 2 和歌に用いる言葉。うたことば。歌語。
カシュ【Kaş】
トルコ南西部の町。地中海に面し、沖合約3キロメートルにギリシャ領のカステロリゾ島が浮かぶ。リキア人が建設し、古代ギリシャ時代にはアンティフェロスと呼ばれた。リキア人が造った岩窟墓や、ヘレニズム時...
かじ【火事】
《原題、(イタリア)Il fuoco》ハイドンの交響曲第59番イ長調の通称。1769年作曲。通称は火事を思わせる激しく劇的な楽想に由来する。
カジノ‐フォリー
昭和4年(1929)東京浅草で榎本健一らによって旗揚げされたレビュー形式の喜劇劇団。パリのミュージックホール、カジノ‐ド‐パリとフォリー‐ベルジェールをもじって名づけられた。
かせきのもり【化石の森】
石原慎太郎の長編小説。劇薬による殺人に走る医学生の精神の軌跡を描く。昭和45年(1970)刊行。第21回芸術選奨文部大臣賞受賞。昭和48年(1973)、篠田正浩監督により映画化。
カタストロフィ【catastrophe】
《「カタストロフ」とも》 1 突然の大変動。大きな破滅。 2 劇や小説などの悲劇的な結末。破局。 3 演劇で、大詰め。
カタック【(ヒンディー)kathak】
インド北部地方に広く伝承されている舞踊。あいさつの部分、複雑なステップを踏む部分、黙劇的部分の三つから構成されており、足首にはそれぞれ100個以上の鈴を巻きつけて踊る。
かたて‐にんぎょう【片手人形】
操り人形で、左手で胴を支え、右手で人形の右手を動かす使い方。人形の左手は動かさない。文楽の詰め人形や各地の民俗人形劇にみられる。
かた‐まく【片幕】
1 能で、揚げ幕の客席から見て向かって右側を、少し片寄せて出入りすること。囃子方(はやしかた)・後見(こうけん)・語り間(あい)などの登場・退場に用いる。→半幕 →本幕 2 歌舞伎劇場の舞台と客...