ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
アイス‐ショー【ice show】
アイススケートをしながらダンス・軽演劇などを演じるショー。氷上ショー。
アイ‐ティー‐アイ【ITI】
《International Theater Institute》国際演劇協会。ユネスコの外郭団体。1948年設立。本部はパリ。
あいて‐やく【相手役】
演劇などで、役柄の上で相手となる人。多く、主役の恋人役をいう。また一般に、何かを一緒に行う一方の人。
あいとぐうぜんとのたわむれ【愛と偶然との戯れ】
《原題、(フランス)Le Jeu de l'amour et du hasard》マリボーの喜劇。1730年発表。3幕散文。親が決めた婚約者の人柄を見極めようと、互いに召使と役割を取り替えて出会...
愛好
愛好する love我々は平和を愛好する国民であるWe are a peace-loving nation.彼はコーヒーを愛好するHe loves [is fond of] coffee./He ...
あいこうしゃ【愛好者[家]】
an enthusiast;〔音楽・文学などの〕a lover [devotee] ((of music, literature));〔スポーツ観覧・娯楽などの〕a ((sports, foot...
明け暮れる
〔時を過ごす〕spend one's time [days] ((in doing));〔没頭する〕be absorbed ((in doing))涙に明け暮れるspend one's days...
当て擦る
make an insinuation ((about));《口》 take a dig ((at))彼は忠告にかこつけて私のことを当てこすったHe made insinuations abou...
暗転
I〔演劇で〕changing scenes in the dark (without dropping the curtain)舞台は暗転して第2景に移ったAfter a short black...
まんが【漫画】
[共通する意味] ★絵とせりふで物語などを描いたもの。[英] a comic[使い方]〔漫画〕▽暇さえあれば漫画を描いている▽四コマ漫画▽少女漫画〔コミック〕▽コミックが全盛の世の中▽コミック週...
コミック
[共通する意味] ★絵とせりふで物語などを描いたもの。[英] a comic[使い方]〔漫画〕▽暇さえあれば漫画を描いている▽四コマ漫画▽少女漫画〔コミック〕▽コミックが全盛の世の中▽コミック週...
げきが【劇画】
[共通する意味] ★絵とせりふで物語などを描いたもの。[英] a comic[使い方]〔漫画〕▽暇さえあれば漫画を描いている▽四コマ漫画▽少女漫画〔コミック〕▽コミックが全盛の世の中▽コミック週...
どくやく【毒薬】
[共通する意味] ★ごく少量でも激しい作用を示し、中毒を引き起こしたり、生命を危険にしたりする薬。[英] poison[使い方]〔毒薬〕▽毒薬を仰いで死ぬ〔劇薬〕▽劇薬に指定された薬品[使い分け...
げきやく【劇薬】
[共通する意味] ★ごく少量でも激しい作用を示し、中毒を引き起こしたり、生命を危険にしたりする薬。[英] poison[使い方]〔毒薬〕▽毒薬を仰いで死ぬ〔劇薬〕▽劇薬に指定された薬品[使い分け...
いちまいかんばん【一枚看板】
一座の代表的な役者のこと。また、多くの人の中で中心となる人物のこと。また昔、武家で中間ちゅうげんや小者に支給された着物を「かんばん」と呼んだことから、一着しかない衣服、人に見せられるような着替えのないこと。▽「一枚看板」は、歌舞伎かぶきで、出し物の演目(外題げだい)や主な役者の名や絵姿を、一枚の看板に書いて、劇場の前に掲げたことから出た語で、一枚の看板に名前ののるほどの役者の意から転じた。
てんじょうさじき【天井桟敷】
大劇場で、客席後方の最も上部の階に設けられた低料金の席。
はらんばんじょう【波瀾万丈】
変化がきわめて激しく、劇的であるさま。▽「波瀾」はごたごた・もめごと。また、単調でなく複雑に変化すること。「瀾」は大波。「万丈」は非常に高いことや深いことの形容。「丈」は長さの単位。「瀾」は「乱」とも書く。
ひかこうがい【悲歌慷慨】
悲しげに歌い、世を憤り嘆くこと。社会の乱れや自分の不運などを、憤り嘆くこと。壮烈な気概のたとえ。▽「悲歌」は悲しげに歌うこと。「慷慨」は憤り嘆くこと。「慷慨悲歌こうがいひか」ともいう。
ぶたいそうち【舞台装置】
演劇を見せたり、音楽を聞かせたりする場所に設ける、効果を高めるための仕掛け。大道具や小道具のこと。
あえば‐こうそん【饗庭篁村】
[1855〜1922]小説家・劇評家。江戸の生まれ。本名、与三郎。号は竹の屋主人。江戸戯作文学系の作家。小説「当世商人気質」、「竹の屋劇評集」など。
はに‐すすむ【羽仁進】
[1928〜 ]映画監督。東京の生まれ。父は歴史学者羽仁五郎。祖母は教育家羽仁もと子。岩波映画製作所の創設に参加、記録映画に新風を吹き込み、話題を集める。ドキュメンタリー的手法を一般の劇映画にも...
まやま‐せいか【真山青果】
[1878〜1948]劇作家・小説家。宮城の生まれ。本名、彬(あきら)。小栗風葉に師事し、自然主義作家として出発、のち劇作に転じ、多くの戯曲を発表。また、西鶴・馬琴などの考証にもすぐれた業績を残...
みき‐たけじ【三木竹二】
[1867〜1908]劇評家。島根の生まれ。本名、森篤次郎。森鴎外の弟。雑誌「歌舞伎」を創刊・主宰。演劇評論、海外の演劇紹介などに活躍した。
みやけ‐しゅうたろう【三宅周太郎】
[1892〜1967]演劇評論家。兵庫の生まれ。歌舞伎・文楽の劇評は、穏健・公平と評された。没後、芸術院恩賜賞。著作に「文楽の研究」「演劇巡礼」「観劇半世紀」など。