たにかぜ‐かじのすけ【谷風梶之助】
[1750〜1795]江戸後期の力士。第4代横綱。陸奥(むつ)の人。横綱在位4年8か月。優勝21回。63連勝の記録をもつ。一説には、実質的な横綱の初代ともいわれる。→第3代横綱丸山 →第5代横綱小野川
たに‐まち【谷町】
大相撲で、力士のひいき筋・後援者のこと。明治の末ごろ、大阪谷町筋4丁目の相撲好きの外科医が相撲取りからは治療代を取らなかったところからいう。
たまにしき‐さんえもん【玉錦三右衛門】
[1903〜1938]力士。第32代横綱。高知県出身。本名、西内弥寿喜(やすき)。晩年は双葉山の好敵手として一時代を築いたが、昭和13年(1938)巡業中に病死した。優勝9回。→第31代横綱常ノ...
たまのうみ‐まさひろ【玉の海正洋】
[1944〜1971]力士。第51代横綱。愛知県出身。本名、谷口正夫。昭和46年(1971)盲腸の手術後、27歳の若さで急死。優勝6回。→第50代横綱佐田の山 →第52代横綱北の富士
たまり【溜まり】
1 もののたまること。また、たまっている所。「水—」 2 人の集まる場所。たまり場。「仲間の—になっている店」 3 相撲の土俵下で審判委員・行司・力士が控える所。「力士が—に入る」 4 味噌から...
だんぱつ‐しき【断髪式】
力士が引退または廃業するときに、髷(まげ)を切る儀式。
ちから‐がみ【力紙】
1 力の強くなることを祈って、噛(か)んで丸めた紙を仁王像に投げつけること。また、その紙。 2 とじ目や合わせ目などを補強するために張る紙。 3 相撲で、土俵上の力士がからだを拭い清める紙。半紙...
ちから‐ずもう【力相撲】
技よりも力に頼ってとる相撲。また、両力士が十分に力を出し合って勝負する相撲。
ちから‐みず【力水】
相撲で、土俵の傍らに桶に入れて備えられ、力士が取組の前に口をすすいだりする水。化粧水。清めの水。「—をつける」
ちゃんこ‐なべ【ちゃんこ鍋】
大鍋に季節の野菜や魚・鶏肉などを入れて煮立て、つけ汁やポン酢で食べる力士料理。名は料理番を「ちゃん」と呼んだためとも、中国の鏟鍋(チャンクオ)(板金製の鍋)料理の手法をとり入れたためともいう。ち...