どひょう‐だまり【土俵溜まり】
相撲で、土俵下の審判員・力士・行司が控える所。たまり。
なか‐いり【中入り】
1 能や狂言で、1曲が前場・後場に分かれる場合、前場が終わってシテなどがいったん退場すること。 2 寄席・相撲などの興行物で、途中でしばらく休憩すること。また、その休憩時間。 [補説]2の寄席で...
なき‐ずもう【泣き相撲】
栃木県鹿沼市の生子(いきこ)神社で9月に行われる行事。力士に抱えられた幼児を土俵上で対面させ、先に泣いたほうを勝ちとする。《季 秋》
ならえん‐こんごう【那羅延金剛】
1 ⇒那羅延 2 金剛力士の一。密迹(みっしゃく)金剛とともに仁王とよばれる。
に‐おう【仁王/二王】
寺門の左右にあって、その忿怒(ふんぬ)の形相で仏敵を払う守護神。ふつう二神一対で、一体は口を開いた阿形(あぎょう)、もう一体は口を閉じた吽形(うんぎょう)とする。金剛力士。
にしのうみ‐かじろう【西ノ海嘉治郎】
力士。 (初代)[1855〜1908]第16代横綱。薩摩(さつま)の人。本名、小園嘉次郎。明治中期に活躍。番付に「横綱」と明記されたのは、西ノ海が最初。引退後、年寄井筒。→第15代横綱梅ヶ谷 ...
にじ‐ぐち【二字口】
相撲で、東西の力士の土俵への上がり口。徳俵と平行に土俵外に俵が埋めてあり、二の字の形になっていることからいう。
にだん‐め【二段目】
相撲の番付で、上から二段目。十枚目力士(十両)の次位、すなわち幕下のこと。幕下二段目。
にほん‐すもうきょうかい【日本相撲協会】
相撲を維持・発展させることを目的とする公益財団法人。年寄・力士・行司・呼び出し・床山らによって運営される。大正14年(1925)大日本相撲協会として設立。昭和33年(1958)現在名に改称。平成...
にまい‐かんさつ【二枚鑑札】
1 一人の人が同時に二つの資格などをもつこと。現役の力士・行司が、同時に年寄の株をもつことなど。 2 芸者が娼妓も兼ねること。「芸者といってももちろん—だが」〈志賀・暗夜行路〉