はっけ‐よい
[感]《「八卦(はっけ)よい」の意か》相撲の行司が、土俵の上で力士に向かって動きを求めて発する掛け声。「—、のこった」
はな‐ずもう【花相撲】
《もと、木戸銭を取らず花(祝儀)だけを受けたところから》本場所以外に興行する相撲。現在では、本場所終了後に行われる慈善・奉納・力士引退相撲などをいう。
はな‐みち【花道】
1 歌舞伎劇場の舞台設備の一。観客席を縦に貫いて舞台に至る、俳優の出入りする道。寛文(1661〜1673)ごろ発生し、元文(1736〜1741)ごろ完成した。下手にある常設のものを本花道、上手に...
はり‐だし【張(り)出し】
1 建物などの外側へ出っ張らせてつくること。また、その部分。「—の桟敷」 2 (「貼り出し」とも書く)広く知らせるために人目につく所へはること。また、そのもの。貼り紙。 3 相撲で、正位置に準じ...
はるまふじ‐こうへい【日馬富士公平】
[1984〜 ]力士。第70代横綱。モンゴル出身。本名、ダワーニャム=ビャンバドルジ。平成24年(2012)横綱に昇進。優勝9回。平成29年(2017)引退。→第69代横綱白鵬(はくほう) →第...
ばしょ‐いり【場所入り】
[名](スル)力士が相撲の興行場に入ること。「横綱が—する」
ばん‐づけ【番付】
1 相撲の本場所で、力士の序列を表にしたもの。また、その体裁にならって、ある事柄について人名などを順序づけて並べた一覧表。「春場所の—」「長者—」 2 芝居などで、興行の宣伝や案内のために出され...
ひい‐き【贔屓/贔負】
[名](スル)《「ひき(贔屓)」の音変化》気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。「同郷の力士を—にする」「弟のほうを—してかわいがる」「—の客」「—筋」
ひかえ‐りきし【控(え)力士】
相撲で、東西の土俵下で自分の出番を待ちながら、取り組み中の力士の介添えをつとめる力士。
ひたちやま‐たにえもん【常陸山谷右衛門】
[1874〜1922]力士。第19代横綱。茨城県出身。本名、市毛谷右衛門。梅ヶ谷とともに明治期の相撲の黄金時代をつくった。大正3年(1914)引退、年寄5代目出羽の海を襲名。→第18代横綱大砲(...