より‐ずもう【寄(り)相撲】
1 勧進相撲などで、よそから来た者にも飛び入りでとらせる相撲。 2 相撲で、四つに組んで寄り合う相撲。寄り。また、それを得意とする力士。
りき‐し【力士】
《古くは「りきじ」とも》 1 相撲取り。 2 「金剛(こんごう)力士」の略。 3 力の強い人。力持ち。「数万の—鬼王を集めて」〈曽我・七〉
りきし‐だち【力士立ち】
《「りきじだち」とも》金剛力士のような勇ましい立ち姿。仁王立ち。「思ひの外に金剛兵衛が—」〈浄・栬狩剣本地〉
りきし‐まい【力士舞】
《「りきじまい」とも》上代、伎楽(ぎがく)の舞の一。金剛(こんごう)力士の仮装をして舞う。まら振り舞。「池神の—かも白鷺の桙(ほこ)啄(く)ひ持ちて飛び渡るらむ」〈万・三八三一〉
りき‐しゃ【力者】
1 平安末期以後、髪をそった姿をし、院・門跡・寺院・公家・武家などに仕えて力仕事に携わった従者。輿(こし)を担ぎ、馬の口取りをし、長刀(なぎなた)を持つなどして供をした。力者法師。青法師。 2 ...
りき‐じん【力人】
力者。力士。相撲取り。「五人の—をして山を掘り牛を引くに」〈十訓抄・七〉
りょく【力】
[音]リョク(漢) リキ(呉) [訓]ちから [学習漢字]1年 〈リョク〉 1 肉体的、精神的なちから。「握力・学力・気力・脚力・筋力・視力・実力・精力・体力・胆力・知力・独力・能力・微力・腕...
わかしま‐ごんしろう【若島権四郎】
[1876〜1943]力士。第21代横綱。千葉県出身。本名、高橋大五郎。大阪相撲で初めて吉田司家から横綱を免許された。→第20代横綱梅ヶ谷 →第22代横綱太刀山(たちやま)
わかしまづ‐むつお【若島津六夫】
[1957〜 ]力士。鹿児島の生まれ。本名、日高六男。「南海の黒豹(くろひょう)」の愛称で親しまれ人気力士として活躍。昭和58年(1983)には大関に昇進。以後も活躍を続け、2度の幕内優勝を達成した。
わかのはな‐かんじ【若乃花幹士】
力士。 (初代)[1928〜2010]第45代横綱。青森県出身。本名、花田勝治。呼び戻しを得意とし、好敵手栃錦(とちにしき)と「栃若時代」を築いた。優勝10回。引退後、年寄二子山。日本相撲協会...