ちから‐もち【力持(ち)】
1 力の強いこと。また、その人。 2 石・米俵などの重い物を持ち上げて力量を示すこと。また、その技を見せる見せ物や、それをする人。
ちから‐もち【力餅】
1 食べると力がつくという餅。 2 ⇒汁(しる)の餅 3 満1歳の誕生日に、健康を祈って子供に背負わせたり踏ませたりする餅。一升餅。立ち餅。
力(ちから)山(やま)を抜(ぬ)き気(き)は世(よ)を蓋(おお)う
《「史記」項羽本紀から。漢の劉邦に垓下で包囲されたとき、絶望した楚の項羽がうたった詩の一節》山を抜き取るほど力が強く、世を圧倒するほど気力が盛んである。抜山蓋世(ばつざんがいせい)。
ちから‐わざ【力業】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。「—を引き受ける」 2 力の強さに頼ってする動作。「—で投げ飛ばす」「—で採決する」 [補説]「力技」とも書く。
力(ちから)を合(あ)わ・せる
同じ目的のために、一緒になって物事をする。協力する。「—・せて解決する」
力(ちから)を入(い)・れる
一生懸命になって物事をする。熱心に努力する。骨を折る。「進学指導に—・れる」
力(ちから)を◦得(え)る
助力を得たように勢いづく。「援軍に—◦得て攻勢に転じる」
力(ちから)を落(お)と・す
元気を失う。落胆する。がっかりする。「受験に失敗して—・す」
力(ちから)を貸(か)・す
手助けをする。援助する。助力する。「工場の再建に—・す」
力(ちから)を込(こ)・める
力を入れる。「—・めて説得する」