こう‐とう【功稲】
奈良・平安時代、雇用された者に報酬として支払われた稲。
こう‐とく【功徳】
功績と徳行。 [補説]「くどく」と読めば別語。
功(こう)成(な)り名(な)遂(と)・げる
りっぱな仕事を成し遂げ、あわせて世間的な名声を得る。「—・げて帰郷する」
こう‐のう【効能/功能】
よい結果をもたらすはたらき。ききめ。「胃腸病に—のある温泉」
こう‐ばつ【功伐/功閥】
てがらを立てること。いさお。功績。
こう‐ふ【功封】
律令制で、親王の一品(いっぽん)以下、臣下の五位以上の国家に功労のあった者に与えられた封戸(ふご)。大功・上功・中功・下功の四等からなり、子孫への相続の差があった。
こう‐ふ【功布】
1 奈良・平安時代、雇用された者に報酬として支払われた布。 2 葬式の行列の先頭に立てる白旗。
こう‐ぶつ【功物】
中世、幕府の家人(けにん)が仕官するとき、官に応じて朝廷に納入した物品。
こう‐みょう【功名】
手柄を立てて、名をあげること。また、その手柄。「けがの—」「—を争う」
こうみょう‐しん【功名心】
功名を強く求める心。「—にはやる」