いたず・く【労く】
[動カ四]《平安時代は「いたつく」とも》 1 あれこれと心をくだく。努める。「とかうものすることなど、—・く人多くてみなし果てつ」〈かげろふ・上〉 2 世話をする。いたわる。「かくてねむごろに—...
えい‐い【鋭意】
(多く副詞的に用いて)気持ちを集中して励むこと。専心。「—研究に努める」
えき‐えき【役役】
[ト・タル][文][形動タリ]苦心して努めるさま。「建築家の—としてその業に従うや…楼閣を起こすの算あり」〈藤村・春〉
枝(えだ)の雪(ゆき)
《家が貧しくて灯火用の油が買えず、雪明かりで勉強したという孫康の故事から》苦学すること。学問に努めること。
老(お)いを養(やしな)・う
年老いたからだをいたわって、静養に努める。「故郷に戻って—・う」
おため‐しゃ【御為者】
もっぱら主人の利益になるように努める者。領民から重税を徴収する家臣の類。おためもの。「世間いづれの御家にも、—といふ出来出頭人(できしゅっとうにん)ありて」〈仮・可笑記・一〉
かい‐はらみつ【戒波羅蜜】
《「持戒波羅蜜」の略》仏語。六波羅蜜の一。正しい智慧(ちえ)によって持戒の行が完成していること。また、その持戒に努めること。
かいよう‐きほんけいかく【海洋基本計画】
海洋に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために政府が策定する計画。海洋基本法の規定に基づいておおむね5年ごとに策定される。政府は海洋に関する施策の基本方針や施策の推進に必要な事項などを定めた...
かみ‐あわ・せる【噛み合(わ)せる】
[動サ下一][文]かみあは・す[サ下二] 1 上下の歯を合わせてかむ。「歯を—・せる」 2 獣などを互いにかみつかせる。激しく争わせる。「土佐犬を—・せる」 3 歯車などの凹凸の部分をぴたりと合...
か‐よう【加養】
[名](スル) 1 病気を治すように努めること。養生をすること。「病気とあれば鬱悒(いぶせく)とも緩々(ゆるゆる)—して行かるるがよい」〈露伴・いさなとり〉 2 生活のめんどうをみること。扶養。...