はげまし【励まし】
はげますこと。激励。「—の声を掛ける」
はげま・す【励ます】
[動サ五(四)] 1 気持ちが奮いたつようにしてやる。元気づける。力づける。激励する。「病床の友を—・す」 2 声などを激しくする。強くする。「言葉を—・して説得する」
はげみ【励み】
1 励むこと。精を出すこと。 2 気力を奮い立たせるもの。精を出す支えとなるもの。はげまし。「仕事に—が出る」「仲間の声援を—に戦う」
はげ・む【励む】
[動マ五(四)] 1 気持ちを奮い起こして物事をする。心を打ち込んで努める。精を出す。「学業に—・む」「日夜研究に—・む」 2 力をふるいおこす。「こはき力を—・みて」〈宇津保・俊蔭〉
れい【励〔勵〕】
[常用漢字] [音]レイ(漢) [訓]はげむ はげます 1 力をこめて行う。はげむ。「励行/精励・奮励・勉励」 2 相手を力づけてやらせるようにする。はげます。「激励・奨励・督励」 [名のり]つとむ
れい‐き【励起】
[名](スル)量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること。
れいき‐こう【励起光】
蛍光体などの物質に励起を引き起こす光の総称。紫外線のほか、可視光、X線が利用され、外部からの励起光のエネルギーを吸収して基底状態に戻るときに蛍光や燐光を発する。励起光と放射される光(蛍光・燐光)...
れいき‐し【励起子】
半導体や絶縁体において、外部からの光などによって励起された電子と正孔がクーロン力で結びついた対。特にその対を、結晶中を伝播する一つの中性の粒子とみなしたものをさす。エキシトン。
れいき‐じょうたい【励起状態】
量子力学的な系の原子・分子などのとりうる状態のうち、最もエネルギーの低い基底状態よりもエネルギーが高い状態。この状態にある原子や分子は、ふつう光を放出してより低いエネルギー状態へ移行する。
れい‐こう【励行/厲行】
[名](スル)決めたこと、決められたことをその通りに実行すること。「早寝早起きを—する」