ろうどうしゃきょうきゅう‐じぎょう【労働者供給事業】
自己が管理・統制する労働者を、他人の指揮・命令の下で就労させることを事業として行うこと。戦前の人貸し業がこれにあたり、中間搾取や強制労働の温床となった。就労環境が悪化し、雇用責任が不明確になるこ...
ろうどうしゃけんこうあんぜん‐きこう【労働者健康安全機構】
職場における労働者の安全および健康の確保を図るため、労災病院・産業保健総合支援センター・労働安全衛生総合研究所・日本バイオアッセイ研究センターなどの施設を設置・運営するとともに、未払い賃金立て替...
ろうどうしゃけんこうふくし‐きこう【労働者健康福祉機構】
労災病院や産業保健推進センター(現産業保健総合支援センター)の運営、労働者に対する未払い賃金立て替え払い事業などの業務を行った、厚生労働省所管の独立行政法人。平成16年(2004)労働福祉事業団...
ろうどうしゃさいがいほしょう‐ほけん【労働者災害補償保険】
労働者の業務上の事由または通勤による負傷・疾病・障害・死亡について災害補償を行う保険。昭和22年(1947)制定の労働者災害補償保険法に基づくもので、政府が管掌し、事業主が保険料を負担する社会保...
ろうどうしゃ‐はけん【労働者派遣】
派遣事業者が、自己の雇用する労働者を他の事業者の事業所に派遣し、派遣先の指揮命令を受けて労働に従事させること。→労働者供給事業
ろうどうしゃはけん‐じぎょう【労働者派遣事業】
派遣会社が自ら雇用する労働者を他社に派遣し、派遣先の指揮命令下で労働に従事させる事業。人材派遣業。 [補説]平成27年(2015)の労働者派遣法改正以前は、特定労働者派遣事業と一般労働者派遣事業...
ろうどうしゃ‐はけんほう【労働者派遣法】
《「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」の略称》人材派遣業を法的に認め、かつ規制するための法律。業務の範囲、派遣期間・就業条件の明示、派遣先・派遣元の各責任者の選...
ろうどうしゅうやくてき‐さんぎょう【労働集約的産業】
生産要素のうちの労働と資本の組み合わせにおいて、労働者一人当たりの設備など固定資産額の小さい産業。→資本集約的産業
ろうどう‐しょう【労働省】
労働者の福祉と職業の確保など、労働問題に関する行政事務を担当した国の行政機関。昭和22年(1947)厚生省から分離して設置。平成13年(2001)厚生省と再び統合され、厚生労働省となった。
ろうどうしんぱん‐せいど【労働審判制度】
平成18年(2006)4月に施行された労働審判法に基づき、事業主と労働者個人の間の労働紛争を迅速に解決するための制度。労働審判官(地方裁判所の裁判官)1名と、労働関係に関する専門的な知識と経験を...