ろう‐のう【労農】
労働者と農民。
ろうのう‐せいふ【労農政府】
労働者と農民の支持を基礎とする政府。特に、1917年のロシア革命によって成立したソビエト連邦政府をさす。
ろうのう‐とう【労農党】
「労働農民党」の略。
ろうのう‐どうめい【労農同盟】
社会主義革命の達成のために、労働者階級が農民層と協同して権力に対して闘争すること。また、その組織。
ろうのう‐は【労農派】
昭和2年(1927)創刊の雑誌「労農」を中心に集まったマルクス主義経済学者・社会運動家・文学者のグループ。講座派との間で日本資本主義論争を展開。明治維新をブルジョア革命と主張した。
ろうのう‐ロシア【労農ロシア】
ソビエト連邦のロシア革命当時の日本での称。
ろう‐へい【労兵】
1 労働者と兵士。 2 疲れた兵士。「雌雄を—の弊(つひ)えに決すべし」〈太平記・三四〉
ろうへい‐かい【労兵会】
労働者と兵士の代表による評議会。20世紀初頭、ロシアとドイツで組織され、前者はロシア革命を成功させる原動力となった。
ろう‐む【労務】
1 報酬を受ける目的で行う労働勤務。「—に服する」 2 企業で、労働力の使用・管理に関する事務。「—を担当する」
ろうむ‐かんり【労務管理】
企業において、経営者などがその従業員に対して行う管理。労働条件一般・福利厚生・労使関係などを含む。