ろうのう‐どうめい【労農同盟】
社会主義革命の達成のために、労働者階級が農民層と協同して権力に対して闘争すること。また、その組織。
ろうのう‐は【労農派】
昭和2年(1927)創刊の雑誌「労農」を中心に集まったマルクス主義経済学者・社会運動家・文学者のグループ。講座派との間で日本資本主義論争を展開。明治維新をブルジョア革命と主張した。
ろう‐へい【労兵】
1 労働者と兵士。 2 疲れた兵士。「雌雄を—の弊(つひ)えに決すべし」〈太平記・三四〉
ろうへい‐かい【労兵会】
労働者と兵士の代表による評議会。20世紀初頭、ロシアとドイツで組織され、前者はロシア革命を成功させる原動力となった。
ろう‐む【労務】
1 報酬を受ける目的で行う労働勤務。「—に服する」 2 企業で、労働力の使用・管理に関する事務。「—を担当する」
ろうむ‐かんり【労務管理】
企業において、経営者などがその従業員に対して行う管理。労働条件一般・福利厚生・労使関係などを含む。
ろうむ‐しゃ【労務者】
一定の雇用契約を結んで主に肉体労働に従事する人。労働者。
ろうむ‐しゅっし【労務出資】
労務を提供するという方法による出資。民法上の組合の組合員と合名会社・合資会社の無限責任社員とに認められる。
ろうむ‐たんか【労務単価】
公共事業に従事する建設労働者に対する、所定労働時間内8時間当たりの賃金の単価。農林水産省と国土交通省が行う公共事業労務費調査に基づいて決定され、公共工事の工事費の積算に用いられる。公共工事設計労...
ろうむ‐ひ【労務費】
製造原価のうち、労働力を消費することによって発生する原価。従業員に支払う給与・法定福利費・教育訓練費などの合計。