こうか‐てき【効果的】
[形動]ききめが目に見えて現れるさま。「—な治療方法」
こうか‐の‐ほうそく【効果の法則】
心理学で、試行錯誤による学習の際、快状態をもたらす効果のある行動は生起しやすくなるという法則。米国のソーンダイクが提唱。
こう‐けん【効験/功験】
《古くは「こうげん」とも》ききめ。効能。効果。「—あらたかな妙薬」「神仏の加護良薬の—で」〈鴎外・阿部一族〉
こう‐のう【効能/功能】
よい結果をもたらすはたらき。ききめ。「胃腸病に—のある温泉」
こうのう‐がき【効能書(き)】
薬などの効能を記したもの。転じて、宣伝などのために、その物の値打ちや長所を記したもの。能書き。「—を並べる」
こう‐よう【効用】
1 使いみち。用途。「うその—」 2 ききめ。効能。「薬の—」 3 経済学で、消費者が財やサービスを消費することによって得る主観的な満足の度合い。
こうようかち‐せつ【効用価値説】
財の価値は、人々が主観的に判断する効用によって決まるとする学説。オーストリア学派によって提唱された。主観価値説。→労働価値説
こう‐りつ【効率】
1 機械などの、仕事量と消費されたエネルギーとの比率。「—のよい機械」「熱—」 2 使った労力に対する、得られた成果の割合。「—のよい投資」
こうりつ‐てき【効率的】
[形動]効率がよいさま。むだがないさま。「—な財産の運用」
こう‐りょく【効力】
効果を及ぼすことのできる能力。「—を発揮する」「—を失う」