けい【勁】
[人名用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]つよい ぴんと張りつめて、つよい。力がつよい。「勁弓・勁草/簡勁・雄勁」
けい‐かん【勁悍】
[名・形動ナリ]強くて、あらあらしいこと。また、そのさま。「彼の—なるロデリックの如きあり」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
けい‐きゅう【勁弓】
張りの強い弓。強弓。
けい‐けん【勁健】
[名・形動]強くすこやかであること。また、そのさま。「兵卒を—にし常に之を戦争に用うるに備えんが為なり」〈杉亨二・明六雑誌三〉
けい‐しょう【勁松】
風や霜にあっても弱らない強い松。忠義な臣下にたとえる。
けい‐せつ【勁節】
1 竹などの節(ふし)が強いこと。 2 強くて屈しない節操。強い気質。「夫れ—愛すべし、貞心憐れぶべし」〈菅家文草・五〉
けい‐そう【勁草】
風雪に耐える強い草。また、思想・節操の堅固なたとえ。「疾風に—を知る」
けい‐てき【勁敵】
強敵。「今の—は隠然として西洋諸国に在て存せり」〈福沢・学問のすゝめ〉
けい‐ふう【勁風】
強く吹く風。強風。「—吹きすさび、砂塵(さじん)飛ぶ」
けい‐へい【勁兵】
鋭い武器。また、強い兵士。