こう‐げん【抗言】
[名](スル)相手に逆らって言い張ること。また、その言葉。「主筆に—するだけの勇気も出ず」〈魯庵・社会百面相〉
こっ‐こく【刻刻】
[名]時の流れのひと区切りひと区切り。「時々—を大切に生きる」 [副]時間を追って。時間がたつのにつれて。「—と近づく」「凶猛な勇気が、—に力を増して来た」〈芥川・偸盗〉
ごう‐ゆう【豪勇/剛勇/強勇】
[名・形動]強くいさましいこと。勇気があってものおじしないさま。また、その人。「名だたる—の士」「—無双」
したた‐か【強か/健か】
[形動][文][ナリ] 1 粘り強くて、他からの圧力になかなか屈しないさま。しぶといさま。「世の中を—に生きる」「—な相手」 2 強く、しっかりしているさま。「—な後見役」「—な造りの家」 3...
し‐とく【四徳】
1 《「易経」乾卦から》天地自然が万物を育てる四つの道。元(春で仁にあたる)・亨(こう)(夏で礼にあたる)・利(秋で義にあたる)・貞(冬で知にあたる)。 2 《「礼記」昏義から》婦人のもつべき四...
小人(しょうじん)の勇(ゆう)
《「荀子」栄辱から》つまらない人間の、思慮の浅い、軽はずみの勇気。
しょう‐ゆう【小勇】
血気にはやった、つまらない勇気。「いたずらに—に走る」⇔大勇。
しん【真】
1 うそや偽りでないこと。にせものでないこと。本当。真実。ほんもの。「—の芸術」「—の勇気」 2 まじりけがないこと。本来の意味どおりであること。「—の紅」「—の正方形」 3 道理として正しいこ...
しん‐せい【真正】
[名・形動]真実で正しいこと。本物であること。「—な(の)勇気」
しん‐ゆう【真勇】
まことの勇気。本当の勇気。