かつかわ‐は【勝川派】
勝川春章を祖とする浮世絵の一流派。役者絵を得意とし、新画風を開いた。
かつぎ【勝木】
ヌルデの別名。
勝(か)つに乗(の)・る
勝った勢いで調子に乗る。勝ちに乗(じょう)ずる。「いよいよ、女—・り、はなさず」〈咄・きのふはけふ・下〉
かつぬま【勝沼】
山梨県甲州市の地名。旧町名。甲府盆地の東部にあり、古くからブドウの産地として知られる。甲州街道の宿場町として発達。
勝(か)つは己(おのれ)に克(か)つより大(だい)なるはなし
勝つことで、最もたいへんなのは、おのれの気持ちに勝つことである。プラトンの言葉。
かつ‐ま【勝間】
「堅間(かたま)」に同じ。「无間(まなし)—の小船を造り」〈記・上〉
かつまた‐の‐いけ【勝間田の池】
奈良市西の京、唐招提寺と薬師寺の近くにあったという池。[歌枕]「—は我知る蓮(はちす)なし然(しか)言ふ君がひげなきごとし」〈万・三八三五〉
かつみ【勝見】
「勝見草」の略。「—刈る頃もやや近うなれば」〈奥の細道〉
かつみ‐ぐさ【勝見草】
マコモの古名。〈日葡〉
かつやま【勝山】
江戸時代の婦人の髪形の一。末を細めにして束ねた髪を前へ輪のように巻き上げ、先を笄(こうがい)で留めたもの。丸髷(まるまげ)の前の形。承応(1652〜1655)のころ、江戸吉原の遊女勝山が始めたと...