せんい‐りん【線維輪/繊維輪】
1 椎間板の外層を形成する繊維軟骨性の層状組織。コラーゲンを多く含み、髄核を同心円状に包む。 2 心臓の心房と心室の境界にある、輪状の結合組織。三尖弁・肺動脈弁・僧帽弁・大動脈弁の四つの弁を、そ...
そうじゅうろう‐ずきん【宗十郎頭巾】
江戸時代に歌舞伎俳優の初世沢村宗十郎が用いはじめたという頭巾。黒縮緬(くろちりめん)の袷(あわせ)で四角い筒形を作り、左右から後ろにかけて長い錏(しころ)をつけて、額(ひたい)・ほお・あごを包む...
そう‐ほう【総包/総苞】
花序全体を基部で包む小さいうろこ状の包の集まり。菊・タンポポなどにみられる。
そうほう‐へん【総包片/総苞片】
花序の基部を包む総苞を構成する個々の苞葉をいう。
そで‐ぐくみ【袖包み】
袖で包むようにすること。「怪しき物に、火をただほのかに入れて、—に持たり」〈源・末摘花〉
そら‐まめ【空豆/蚕豆】
マメ科の野菜。高さ約60センチ。茎は四角柱で、葉は1〜3対の小葉からなる羽状複葉。春、葉の付け根に白色または紫色の蝶形花を開く。種子を包む莢(さや)は直立し、空に向かってつく。種子を塩ゆでや煮豆...
たい‐せい【大青】
アブラナ科の越年草。高さ約90センチ。葉は互生し、長楕円形で、基部が茎を包む。初夏、黄色い花が咲く。中国の原産。葉にインジゴを含み、染料をとる。
たい‐まく【胎膜】
胎児を包む膜状のもの。漿膜(しょうまく)・羊膜・尿膜からなる。
たけ‐ちつ【竹帙】
巻子本(かんすぼん)・経巻などの巻物を包む帙の一種。細くけずった竹を色糸で編み、布で縁どりしたもの。奈良時代に多く用いられた。
たけのかわ‐づつみ【竹の皮包み】
食物などを竹の皮で包むこと。また、包んだもの。