がいか【垓下】
中国安徽(あんき)省の古戦場。紀元前202年、漢の高祖劉邦(りゅうほう)の大軍が楚の項羽(こうう)を包囲した地。項羽は四面楚歌のうちに敗れ、烏江(うこう)で自殺して、漢王朝による天下統一が成った。
がいせん‐さくせん【外線作戦】
敵を包囲し、または挟み打ちにする位置にあって作戦を展開すること。
ぎわだん‐じけん【義和団事件】
日清戦争後、義和団が生活に苦しむ農民を集めて起こした排外運動。各地で外国人やキリスト教会を襲い、1900年北京(ペキン)の列国大公使館区域を包囲攻撃したため、日本を含む8か国の連合軍が出動してこ...
クリスチャン‐ようさい【クリスチャン要塞】
《Kristiansten Festning》ノルウェー西海岸の都市トロンヘイムにある要塞。市街東部の高台に位置する。17世紀末に建造。18世紀初めの北方戦争において、スウェーデン軍による包囲戦...
コスピークワ【Cospicua】
マルタの首都バレッタ南東部にある町。マルタ島東部に位置し、グランド港を挟んでバレッタの対岸に位置する。マルタ騎士団が築いた二重の城壁に囲まれる。旧称はボルムラ(バームラ)で、1565年のオスマン...
こ‐りつ【孤立】
[名](スル) 1 一つまたは一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。「敵に包囲されて—する」「—無援」 2 対立するものがないこと。「—義務」
ごう‐い【合囲】
[名](スル)周りを取り囲むこと。包囲。「未だセーベ城を—するに至らざりし」〈竜渓・経国美談〉
さんごく‐きょうしょう【三国協商】
1891年の露仏同盟、1904年の英仏協商、1907年の英露協商によって生まれたイギリス・フランス・ロシア3国の同盟関係のこと。ドイツ包囲を目的とし、三国同盟に対抗したもの。革命による帝政ロシア...
さん‐めん【三面】
1 三つの面。 2 三つの方面。「—から包囲する」 3 仏像などで、一つの胴体に顔が三つあるもの。 4 《新聞が4ページであったころは第3ページが社会面であったところから》新聞の社会面。
しめん‐そか【四面楚歌】
《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲...