が‐きゅう【芽球】
造血幹細胞が血球に分化する過程の幼若な細胞。ブラスト(blast)。
が‐ぜん【俄然】
[ト・タル][文][形動タリ]にわかなさま。「毎年夏の初めに、多くの焼芋屋が—として氷水屋に変化するとき」〈漱石・それから〉 [副]突然ある状態が生じるさま。急に状況が変わるさま。にわかに。...
がっさく‐しゃ【合作社】
中国の協同組合。生産・運輸・消費・販売・信用など部門別に組織され、中華人民共和国成立後は、個人経営の経済を集団化する役割を果たした。1958年以降、多くは人民公社へと発展。
がぶ
文楽人形の首(かしら)の一。女の口が裂けて、鬼や怨霊(おんりょう)に素早く変化する仕掛けのあるもの。
ガラスか‐ほう【ガラス化法】
細胞や組織に含まれている水を、凍結させずに非晶質のガラス状態にして固体化すること。水の体積膨張を伴わないため、凍結に弱い多能性細胞や受精卵などの保存に用いられる。ガラス化保存法。ガラス化凍結法。...
ガラス‐てんい【ガラス転移】
溶融状態にある物質を急激に冷却したとき、流動性のないガラス状の固体になること。結晶化する十分な時間がないため、非晶質のまま固化する。
ガラパゴス‐げんしょう【ガラパゴス現象】
ガラパゴス化すること。また、その状態。ガラパゴス化現象。→ガラパゴス化
ガリウム‐シンチグラフィー【gallium scintigraphy】
腫瘍や炎症のある部位に集まる放射性医薬品を投与し、その集まり方を画像化する検査。悪性腫瘍や炎症部位の診断などに用いられる。ガリウムシンチ。ガリウムシンチグラム。→シンチグラフィー
ガングリオン【ganglion】
《塊(かたまり)の意》 1 手首・足首・膝(ひざ)などの関節を包む膜や腱鞘(けんしょう)に、粘液物質がたまってできる袋状のこぶ。良性腫瘍(しゅよう)で悪性化することはない。結節腫。 2 ⇒神経節...
がんけん‐けいれん【眼瞼痙攣】
自分の意に反して眼の周りの筋肉が収縮する病気。まぶたが痙攣する、瞬きが多くなる、目を開けていられないなどの症状が起こり、重症化すると上まぶたが下がって見えなくなることもある。原因ははっきりしない...