ほく‐えつ【北越】
越中と越後。富山県と新潟県の一部。特に、越後をさす。
ほくえつせっぷ【北越雪譜】
江戸後期の随筆。2編7巻。鈴木牧之(すずきぼくし)著。天保8〜13年(1837〜1842)刊。越後の雪の観察記録を中心に、雪国の風俗・習慣などを記述。
ほく‐えん【北燕】
中国、五胡十六国の一。409年、後燕の武将馮跋(ふうばつ)が後燕を滅ぼして建国。都は竜城。436年、2世で北魏によって滅ぼされた。
ほく‐えんどう【北円堂】
奈良市の興福寺にある一堂。現在のものは鎌倉初期の再建で、南円堂と同じく八角円堂。本尊の木造弥勒菩薩(みろくぼさつ)座像は運慶の作。ともに国宝。
ほく‐おう【北欧】
ヨーロッパの北部地方。デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5か国をさすことが多い。北ヨーロッパ。
ほくおう‐しんわ【北欧神話】
北欧に伝えられている北ゲルマン人の神話および英雄伝説。エッダやサーガに代表される。→エッダ →サーガ1
ほくおうぶんがくのせかい【北欧文学の世界】
山室静の著作。昭和34年(1959)刊行。
ほく‐かん【北漢】
中国、五代十国の一。後漢(こうかん)滅亡後の951年、一族の劉崇が山西に建国。都は晋陽。979年に宋に降りて、五代十国の分裂が終わる。
ほく‐が【北画】
「北宗画(ほくしゅうが)」の略。
ほく‐がく【北岳】
中国の五岳の一、恒山(こうざん)の異称。