ゆめ‐さら【夢更】
[副]《「ゆめにも」と「さらに」との意味が複合してできた語か》(あとに打消し、禁止を表す語を伴って)少しも。夢にも。「自分ひとり…困ってるのは—楽なことではない」〈中勘助・銀の匙〉
よこ‐ずっぽう【横外っ方】
「よこぞっぽう」の音変化。「人の—をはっつけては」〈中勘助・銀の匙〉
よば・る【呼ばる/喚ばる】
[動ラ五(四)]よぶ。「大声で—・る」「夜なかにこわかったら—・らんしょ」〈中勘助・銀の匙〉
よわい・する【歯する】
[動サ変][文]よはひ・す[サ変]《「歯(し)する」の「歯」を訓読みにした語》仲間としてつきあう。同列に立つ。「こんな手合いと—・するのを恥とするような」〈中勘助・銀の匙〉