ひだ‐の‐たくみ【飛騨工/飛騨匠】
古代、飛騨国から毎年交替で京都にのぼり、主に木工寮(もくりょう)にいて公役に従事した工匠。斐陀匠。ひだたくみ。 今昔物語にみえる伝説的工匠。画工百済河成(くだらのかわなり)と技を競ったという。
ぼく‐しょう【木匠】
大工。こだくみ。
めい‐しょう【名匠】
1 芸術・学問などの分野で、技量や学識の特にすぐれた人。「—の筆に成る」 2 すぐれた腕をもつ工匠。名高いたくみ。名工。
みょう‐しょう【明匠】
⇒めいしょう(明匠)
めい‐しょう【明匠】
1 学問・技芸にすぐれた人。その道の大家。名人。みょうしょう。「琵琶の—八人を召しける中に」〈著聞集・六〉 2 すぐれた僧。また一般に、僧のこと。「智徳—讃嘆し、貴賤男女も随喜せり」〈盛衰記・八〉
もく‐しょう【木匠】
大工。木工(もく)。こだくみ。
りょう‐しょう【良匠】
1 すぐれた工匠。名工。「厚値を受け、—の名を得るに至れり」〈中村訳・西国立志編〉 2 すぐれた学者。