くすり【薬】
1 病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進に効能があるものとして、飲んだり、塗ったり、注射したりするもの。医薬品。「胃の—」 2 殺虫剤・除草剤など、動植物に対して主に毒性を働かせるも...
薬(くすり)降(ふ)る
薬日(くすりび)である陰暦5月5日の正午ごろに雨の降ることをいう。その雨水で医薬を製すると特に薬効があるとされた。《季 夏》「—空よとてもに金ならば/一茶」
クロスカップリング‐はんのう【クロスカップリング反応】
異なる構造をもつ二つの分子を結合させて一つの分子にする化学反応。カップリング反応の一種。特に、結合させることが難しい、有機化合物を構成するベンゼン環などの炭素どうしを選択的に結びつける化学反応を...
グアニジン【guanidine】
HN=C(NH2)2の示性式で表される有機化合物。潮解性のある無色の結晶で、強い塩基性をもつ。火薬・樹脂・医薬品などの原料として用いられる。イミノ尿素。→グアニジノ基
グラス‐リスト【GRASリスト】
《generally recognized as safe list》FDA(米国食品医薬品局)が安全性を認めた食品のリスト。
グリセリン【glycerin/glycerine】
三価アルコールの一。無色で甘味を有し、吸湿性をもつ粘りけのある液体。油脂の構成成分。医薬・化粧品・爆薬原料などに利用。グリセロール。
けいさん‐アルミニウム【珪酸アルミニウム】
アルミニウムの珪酸塩。酸化アルミニウム、二酸化珪素、水などが結合した組成物の総称。代表的な鉱物は珪線石で、自然界に広く存在する。陶器や塗料の原料、または胃や腸の医薬品として用いられる。
けいひ‐さん【桂皮酸】
カルボン酸の一種。カシア油や蘇合香(そごうこう)の主成分で、無色針状結晶。香料・医薬などに使われる。肉桂酸。
けいひ‐ゆ【桂皮油】
セイロンニッケイ(シナモン)などの樹皮や葉を蒸留して得られる黄色の香油。菓子・石鹸(せっけん)の香料、医薬などに使用。肉桂油。
ケタミン【Ketamine】
全身麻酔薬の一つ。1962年、米国の製薬会社パーク‐デービスが開発。日本では、昭和45年(1970)から人用の医薬品として販売され、動物用としても使用される。商品名ケタラール。大脳皮質や視床の活...