した‐たらず【舌足らず】
[名・形動] 1 舌の動きが滑らかでなく、物言いがはっきりしないこと。また、そのさま。「—なしゃべり方をする」 2 言葉数が足りず、十分に言い尽くせていないこと。また、そのさま。「—な文章」「—...
しっかり【確り/聢り】
[副](スル) 1 物事の基礎や構成が堅固で安定しているさま。 ㋐かたく強いさま。「ロープを—(と)結ぶ」 ㋑確かでゆるがないさま。「土台の—(と)した建物」 2 考えや人柄などが堅実で信用でき...
しっぱり
[副] 1 木の枝などがたわむさま。また、その音を表す語。「柳に雪降りて枝もたはむや—と」〈浄・吉岡染〉 2 手落ちなく十分にするさま。しっかり。「たたみかけて切りつくるを、—と受けとめ」〈浄・...
しっぽ
[副] 1 十分ぬれるさま。しっとり。「—とやぬれかけ道者北時雨/余淋」〈貝おほひ〉 2 情がこもって、しめやかなさま。しっぽり。「二人—と臥し給ふ台子(だいす)の間の高遣戸(たかやりど)」〈浄...
しっぽり
[副] 1 ぬれて十分に湿りけを含むさま。「春雨に—(と)ぬれる」 2 男女の情愛のこまやかなさま。「—(と)語りあかす」 3 落ち着いて静かなさま。しみじみ。「ひと精出してあとでの煙草。—と先...
して‐や・る【為て遣る】
[動ラ五(四)] 1 思いどおりにうまくやりおおせる。うまくだまして思いどおりにする。「—・ったりとほくそえむ」「まんまと—・られる」 2 だまし取る。「適々(たまたま)手にふれし銀子を—・り」...
しみん‐こうけんにん【市民後見人】
一般市民による成年後見人。認知症や知的障害などで判断能力が不十分になった人に親族がいない場合に、同じ地域に住む市民が、家庭裁判所から選任され、本人に代わって財産の管理や介護契約などの法律行為を行...
しみん‐はくめい【市民薄明】
薄明のうち、太陽の中心の高度が地平線または水平線の下6度に達するときと日の出または日の入りの間をいう。このとき空は十分に明るく、人工の照明を用いなくても屋外で活動できる。常用薄明。第三薄明。
しゃ‐こう【車行】
[名](スル) 1 車に乗って行くこと。「僅十分たらずの—ながら」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 車が進むこと。
しゅう‐じゅく【習熟】
[名](スル)そのことに十分に慣れ、じょうずになること。熟達。「運転技術に—する」「—度」