しょくどうはっせい‐ほう【食道発声法】
癌(がん)などで喉頭(こうとう)を摘出した場合の代用発声の一つ。胃内に飲み込んだ空気の逆流により食道上部を振動させて発声する。十分に発声するためには、相当な訓練を要する。食道音声。
しょくにん‐げい【職人芸】
専門的な修練を十分積んではじめてできる、たくみな技芸。また、そのできばえ。
しょ‐じじょう【諸事情】
さまざまな都合。もろもろの理由。あれこれの事情・理由のあることを婉曲に示す。「天候や—により中止の場合があります」「避難者が抱える—を十分理解する必要がある」
書(しょ)は以(もっ)て姓名(せいめい)を記(き)するに足(た)るのみ
《「史記」項羽本紀から》字を書くことは、自分の姓名が書ける程度で十分であり、それ以上深く学ぶ必要はない。学問を学ぶより兵法を覚えるほうが英雄になる道であるということ。
しりょ‐ぶか・い【思慮深い】
[形][文]しりょぶか・し[ク]物事を注意深く、十分に考えるさま。「軽薄そうに見えてなかなか—・い性格だ」
シリーズ‐ハイブリッド【series hybrids】
ハイブリッドシステムで走行する自動車のうち、エンジンを発電のみに用い、電気モーターで車輪を駆動する方式。バッテリーが十分充電されている場合、エンジンを停止し、電気モーターだけで走行できる。→パラ...
しんきょけつ‐じょうたい【心虚血状態】
心臓の筋肉に血液が十分に供給されていない心筋虚血の状態。
しんきん‐きょけつ【心筋虚血】
心臓の筋肉に血液が十分に流れなくなる状態。冠状動脈が動脈硬化や攣縮を起こして狭くなったり詰まったりすることによって起こる。心虚血。→虚血性心疾患
しん‐くう【真空】
1 工学的、技術的に周囲に比べて十分圧力が低い状態。物質が全く存在しない空間は完全真空という。 2 実質のないからっぽの状態。また、働きや活動が停止し、外部からの影響・作用なども全く及んでいない...
しんしつ‐ひんぱく【心室頻拍】
心室の一部で異常な電気刺激が発生し、脈拍が異常に早くなる状態。1分間に100回以上の拍動が3拍以上続くものを心室頻拍という。頻脈性不整脈の一つ。 [補説]心室の一部で筋肉が変性し、電気刺激がその...