ます‐おとし【枡落(と)し/升落(と)し】
ネズミを捕らえる仕掛け。ふせた枡を棒で支え、下に餌(えさ)を置いて、ネズミが触れると、枡が落ちて閉じ込められるようにしたもの。
ます‐おり【枡織(り)/升織(り)】
⇒蜂巣織(はちすお)り
ます‐かき【枡掻き/升掻き】
「とかき」に同じ。
ます‐かけ【枡掛(け)/升掛(け)】
1 「枡掻(ますか)き」に同じ。 2 「枡掛け筋(すじ)」の略。
ますかけ‐すじ【枡掛(け)筋】
手のひらの中央を横に貫いた手の筋。長寿の相といわれる。ますかけ。
ます‐がた【枡形/升形/斗形】
1 枡のような四角な形。「—の模様」 2 (斗形)寺院建築などで、肘木(ひじき)と交互に組み合わせて斗栱(ときょう)を構成する、平面が正方形または長方形の材。大斗(だいと)・方斗(ほうと)・巻斗...
ます‐くさ【升草】
1 カヤツリグサ科の多年草。草地や路傍などに生え、高さ30〜70センチ。初夏、緑色の小穂を5〜8個つける。ますくさすげ。 2 カヤツリグサの別名。
ます‐ぐみ【枡組(み)/升組(み)/斗組(み)】
1 障子・欄間などの骨組みを方形に組むこと。また、その組んだもの。 2 「斗栱(ときょう)」に同じ。
ます‐ざ【枡座/升座】
江戸時代、江戸および京都で幕府から特許を得て公定枡を製作・専売した所。
ます‐ざけ【枡酒/升酒】
枡に盛った酒。また、枡に盛って売る酒。