ひがし‐ローランドゴリラ【東ローランドゴリラ】
ヒガシゴリラの一亜種。コンゴ民主共和国東部の低地熱帯雨林に分布。1990年代半ばには約1万7000頭が生息していたが、開発や内戦により生息地が破壊され、半減しているとみられる。
フェルミウム【fermium】
アクチノイドに属する超ウラン元素の一。熱核爆発実験の灰の中から、アインスタイニウムとともに発見された人工放射性元素。同位体のうち最も長い半減期のものは質量数257。元素記号Fm 原子番号100。
プルトニウム【plutonium】
アクチノイドに属する超ウラン元素の一。ウランに重水素を衝撃させて作った人工放射性元素。単体は銀白色の金属で、発火しやすい。質量数239の同位体は、ウラン238が中性子を吸収してでき、容易に核分裂...
プルトニウム‐にひゃくさんじゅうきゅう【plutonium239】
質量数239のプルトニウム。放射性(α(アルファ)線)がある。原子炉中でウラン238が中性子を吸収しベータ崩壊して生産される。半減期2万4110年。原子爆弾・水素爆弾・原子炉の燃料に用いる。
ほうかい‐ていすう【崩壊定数】
放射性元素や不安定な素粒子などが崩壊をする際の、単位時間当たりの確率。崩壊定数をλ、半減期をT(秒)とすると、λ=loge2/Tとなり、逆比例の関係で表される。壊変定数。
ほうしゃせい‐たんそ【放射性炭素】
炭素の放射性同位体。質量数11と14の同位体があり、炭素11の半減期は約20分、炭素14の半減期は約5730年。通常、炭素14を指し、放射性炭素年代測定に利用される。
ほうしゃせいたんそ‐ねんだいそくていほう【放射性炭素年代測定法】
炭素の放射性同位体14(14C)を用いて行う考古学試料などの年代測定法。大気中に一定の濃度で含まれる炭素14が生物体にほぼ同濃度で取り込まれ、生物体が死ぬと、その半減期に従って減り続けるので、試料...
マイナー‐アクチノイド【minor actinide】
《「マイナーアクチニド」とも》アクチノイドに含まれる超ウラン元素のうち、プルトニウム以外の元素の総称。ネプツニウム、アメリシウム、キュリウムなどがあり、それらの放射性同位体のなかには半減期が数万...
ミューオニウム【muonium】
異種原子の一。正電荷の反ミュー粒子と負電荷の電子がクーロン力で束縛状態にあるもの。水素原子の陽子をミューオンに置き換えたものに相当する。半減期は2.2マイクロ秒。1960年、米国の物理学者V=ヒ...
ゆうこう‐はんげんき【有効半減期】
⇒実効半減期