はん‐ぼお【半頰】
《「はんぽお」とも》武具の一。鉄面(かなめん)の一種で、目から下の顔面を保護するもの。
はん‐ぽ【半歩】
1歩の半分。また、わずかな状況の展開。「交渉が—前進する」
はん‐ま【半間】
[名・形動] 1 全部そろっていないこと。中途半端なこと。また、そのさま。はんぱ。「—な全集」 2 気のきかないこと。まぬけなこと。また、その人や、そのさま。「握飯(にぎりめし)で騙(だま)され...
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬(おおまがき)に次ぐ遊女屋。
はん‐まく【半幕】
能で、揚げ幕の裾を巻き上げて、幕の内にいるシテの下半身あるいは床几(しょうぎ)に腰掛けた全身を見せること。特殊な能の後ジテの出に用いる。→片幕(かたまく) →本幕
はん‐み【半身】
1 相手に対して、からだを斜めに向けること。また、その姿勢。「—の構え」 2 魚を二枚あるいは三枚におろしたときの身の片方。
はん‐みち【半道】
1 1里の半分。約2キロ。半里。「碓氷の絶頂より—あまりは、紅葉已に散り」〈蘆花・自然と人生〉 2 全行程の半分。
はんむら‐りょう【半村良】
[1933〜2002]小説家。東京の生まれ。本名、清野平太郎。SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。特に、市井に生きる人々の目を通して歴史を仮構した人情ものが評価された。「雨やどり...
はん‐め【半目】
1 片目であること。 2 2個のさいころを振って出た目の合計が、奇数であること。→半3 3 ⇒半眼
はん‐めん【半面】
1 顔の半分。 2 ある広さの表面の半分。「テニスコートの—を使う」 3 物事の片方の面。一面。「問題の—しか見ない」「父親としてのやさしい—もある」