しゅっ・す【卒す】
[動サ変]死ぬ。特に、皇親および四位・五位の人の死についていう。「直広参田中朝臣足麿—・す」〈続紀・文武〉
しゅつ【卒】
⇒そつ
しゅっ‐きょ【卒去】
⇒そっきょ(卒去)
そっ‐きょ【卒去】
[名](スル)《「しゅっきょ(卒去)」の慣用読み》身分のある人が死ぬこと。特に律令制では、四位・五位の人の死をいう。「長門にて—せし錦小路頼徳の官爵を復さる」〈染崎延房・近世紀聞〉
そっ‐きょ【卒遽】
物事がにわかに起こること。突然のことで慌てること。
そっ・す【卒す】
[動サ変]「しゅっす」に同じ。〈書言字考節用集〉
そっ‐ちゅう【卒中】
脳卒中のこと。卒中発作。
そっ‐ちょく【率直】
[名・形動]ありのままで隠すところがないこと。また、そのさま。「—に言えば」「—な意見を求める」 [補説]「卒直」と書くこともある。 [派生]そっちょくさ[名]
そっ‐とう【卒倒】
[名](スル)脳貧血などにより突然意識を失って倒れること。「驚きのあまり—する」
そつ【卒】
1 下級の兵士。兵卒。「将も—も一丸となって戦う」 2 「卒業」の略。「大—」 3 「卒去(そっきょ)」に同じ。 4 「卒族(そつぞく)」に同じ。