なんしゅう‐じ【南宗寺】
大阪府堺市にある臨済宗大徳寺派の寺。山号は竜興山。開創は弘治2年(1556)、開山は大林宗套(だいりんそうとう)、開基は三好長慶。兵火にあって焼失したが、沢庵宗彭(たくあんそうほう)が中興。境内...
なんしゅう‐じ【南洲寺】
鹿児島市南林寺町にある臨済宗相国寺派の寺。明治9年(1876)創建。西郷隆盛の菩提寺で、勤王の僧月照の墓がある。
なんしょう【南昌】
中国江西省の省都。鄱陽(はよう)湖の西、贛江(かんこう)下流に位置し交通の要衝で、商業都市。1927年8月1日、中国共産党が最初の武装蜂起を行った地。滕王閣(とうおうかく)など古跡も多い。人口、...
なんしょう【南詔】
中国唐代に、雲南省の大理を中心にチベット‐ビルマ族が建てた王国。7世紀中ごろ、蒙舎詔(もうしゃしょう)が諸部族を統一して建国。8世紀末に最盛期を迎えたが、902年に内乱で滅亡。
なん‐しん【南進】
[名](スル)南の方へ向かって進むこと。「部隊が—する」⇔北進。
なんしん‐せいさく【南進政策】
日中戦争の全面化の中で、陸軍の北進論に対し、海軍などが戦略物資を求めてインドシナ半島など南方地域を確保しようとした政策。広義には、明治以降の日本が南方地域に対外進出しようとした政策全般をいう。南進論。
なんしん‐ろん【南進論】
⇒南進政策
なん‐じきょく【南磁極】
⇒磁南極(じなんきょく)
なんじゅん‐こうわ【南巡講話】
中国の最高指導者だった鄧小平が1992年初頭に湖北省・広東省・上海など同国南部地域を視察した際、各地で改革開放の加速をよびかけたことをさす。天安門事件以降低迷していた同国の経済はこれをきっかけに...
なんじょう【南城】
沖縄県、沖縄島南部にある市。観光業のほか車海老などの養殖が盛ん。平成18年(2006)1月、玉城(たまぐすく)村・知念(ちねん)村・佐敷町・大里村が合併して成立。人口4.0万(2010)。