なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...
なんぼく‐もんだい【南北問題】
《North-South problem》北半球に偏在する先進国と南半球に偏在する開発途上国との間の経済格差に基づく政治的・経済的諸問題。
なんぽ【南浦】
姓氏の一。 [補説]「南浦」姓の人物南浦紹明(なんぽしょうみょう)南浦文之(なんぽぶんし)
なん‐ぽう【南方】
南の方向・方面。また、南の方にある国。「—に転戦する」「—海上」⇔北方。
なんぽう‐しんどう【南方振動】
南太平洋の東部とインドネシア付近において見られる海面気圧の変動。一方が高くなると、もう一方が低くなるという相関が見られる。エルニーニョと連動して変動することが知られるテレコネクションの一つであり...
なんぽう‐ぶっきょう【南方仏教】
インド中部に起こった仏教が、南方に伝わったもの。スリランカ・ミャンマー・タイ・カンボジア・ラオスで信仰され、釈迦(しゃか)の教えに忠実で、戒律が厳しい。→北方仏教
なん‐めい【南溟】
南方の大海。
なん‐めん【南面】
[名](スル) 1 南に面すること。また、南の面。「庭園に—する殿舎」 2 《昔、中国で天子は臣下に対面するとき、陽の方位である南に面して座ったことから》天子の位に就くこと。天子となって国内を治...
南面(なんめん)して天下(てんか)に聴(き)・く
《「易経」説卦から》天子の位に就いて、天下の人民の声を聞いて政治を行う。
なんめん‐の‐くらい【南面の位】
天子の位。帝位。「君を—につけ」〈浄・井筒業平〉