うら‐ふみ【占文/卜書】
占い定めた事柄を記した文書。せんもん。うらのふみ。「吉平が自筆の—の裏に書かれたる御記(ぎょき)」〈徒然・一六三〉
うらや‐さん【占屋算】
占い。特に、算木・筮竹(ぜいちく)を使って行う占い。また、それを業とする者。占い算。「—、占(うら)の御用、しかも上手」〈虎寛狂・居杭〉
し・む【占む】
[動マ下二]「し(占)める」の文語形。
しめ‐うり【占(め)売り/締(め)売り】
江戸時代の商行為で、品物を買い占めて供給量を制限し、高値を設定して売り出すこと。
しめ‐がい【占(め)買い/締(め)買い】
買い占めること。買い占め。
しめ‐こ【占(め)子】
うさぎのこと。うさぎを飼う箱のことともいう。「味を—の喰初(くいぞめ)に、そろそろ開化(ひらけ)し西洋料理」〈魯文・安愚楽鍋〉
占(し)め子(こ)の兎(うさぎ)
うまくいったの意の「しめた」を兎を「絞める」に掛けたしゃれ。物事が思いどおりにうまく運んだときの言葉。しめこのうさうさ。
しめ‐じ【湿地/占地】
1 シメジ科のキノコ。コナラなどの林に生え、白または灰色で傘の直径約6センチ、柄の高さ約9センチ。いくつも密着して発生することが多いのでセンボンシメジともいうが、同名の別種があり、区別するためホ...
し・める【占める】
[動マ下一][文]し・む[マ下二] 1 あるもの・場所・位置・地位などを自分のものとする。占有する。「三賞を一人で—・める」「国際経済の中で重要な役割を—・める」「業界トップの座を—・める」「連...
シュムシュ‐とう【シュムシュ島】
《Shumshu》千島列島最北端の島。クリル海峡を隔ててカムチャツカ半島に対する。第二次大戦後はソ連(現、ロシア連邦)が管轄。シムシュ島。 [補説]「占守島」とも書く。