きょうどう‐かいそん【共同海損】
船舶および積み荷に対する共同の危険を免れるために、船長が船舶または積み荷について行う処分によって生じた損害および費用。海難による沈没を防ぐため、積み荷の放棄や船舶の乗り上げなどをした場合、その損...
きょう‐どくせい【強毒性】
ウイルスなどの病原体によって感染症が発症したとき、重症化させる能力が強いこと。インフルエンザの場合は、呼吸器だけでなく脳や内臓など全身に感染が広がるもの。免疫の過剰反応（サイトカインストーム）が...
きょだい‐きけん【巨大危険】
航空機事故などで、損害保険会社が一度に多額の保険金支払い義務を負う危険のこと。
きょよう‐りょう【許容量】
放射線や有害物質などで、人体に危険がないとみなされる最大限の量。
きり‐ぬ・ける【切（り）抜ける】
［動カ下一］［文］きりぬ・く［カ下二］ １ 敵の囲みなどを切り破って逃れる。「敵陣を—・ける」 ２ 困難な状況や危険な状態からやっとのことで抜け出る。「ピンチを—・ける」
きわ‐ど・い【際疾い】
［形］［文］きはど・し［ク］ １ 悪い事態になりそうな、危険な状態である。また、事態が不安定で、すれすれの状態である。「—・いところで助かる」「質問を—・くかわす」「—・い判断」 ２ もう少しで...
きん‐き【禁忌】
［名］(スル) １ 忌(い)み嫌って、慣習的に禁止したり避けたりすること。また、そのもの。タブー。「—を破る」 ２ 人体に悪影響を及ぼす危険がある薬剤の配合や治療法を避けて行わないようにすること。
きんきゅう‐あんぜんかくほ【緊急安全確保】
災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。警戒レベル5として発令される。すでに災害が発生しているか、その可能性が高く、安全な避難が困難になっており、命の危険な状態。状況が把握できない...
きんきゅう‐けん【緊急権】
自国または自国民に急迫した危険のある場合、それを避けるために他国の権利や利益を侵害してもさしつかえないという国際法上の権利。侵害に対する賠償は必要。緊急避難。
きんきゅう‐じたい【緊急事態】
１ すみやかな対応が必要とされる重大な事態。「—が発生する」 ２ 大規模な災害や騒乱などが発生して、治安上差し迫った危険が存在する状態。→緊急事態宣言
