あやぶ・む【危ぶむ】
[動マ五(四)]事の成り行きが、悪い結果になるのではないかと不安に思う。あぶないと思う。「交渉の成立を—・む」「卒業が—・まれる」 [動マ下二]あやうくする。苦しめる。「国家を既に—・めんと...
あや・む【危む】
[動マ下二]「あやめる」の文語形。
あや・める【危める】
[動マ下一][文]あや・む[マ下二] 1 危害を加える。「脅すだけで—・める気はなかった」 2 (「殺める」とも書く)殺す。「我が子を—・める大罪を犯す」
き【危】
1 あやういこと。あぶないこと。「—を踏み険を冒すの事業にして」〈田口・日本開化小史〉 2 「危険物」の略号。 3 二十八宿の一。北方の第五宿。水瓶(みずがめ)座のα(アルファ)星など三星をさす...
き【危】
[音]キ(慣) [訓]あぶない あやうい あやぶむ [学習漢字]6年 1 あぶない。あやうい。「危機・危急・危険・危地・危篤・危難/安危」 2 あやぶむ。「危惧(きぐ)」 3 害する。そこなう。...
き‐がい【危害】
身体・生命・物品を損なうような危険なこと。「人体に—を及ぼす」「—を加える」
きがい‐しゃげき【危害射撃】
日本への武力攻撃事態で、敵国または第三国の船が臨検に応じないとき、船体に向けて行う射撃。→警告射撃 [補説]平成13年(2001)奄美大島沖で不審船を見つけた際に海上保安庁が初の危害射撃を実施し...
きがいぶんせき‐じゅうようかんりてん【危害分析重要管理点】
⇒ハサップ(HACCP)
き‐がん【危岩/危巌】
険しくそびえ立つ岩。
き‐き【危機】
悪い結果が予測される危険な時・状況。あやうい状態。「—に瀕(ひん)する」「経営—を乗り切る」