らん‐たいせい【卵胎生】
受精卵が母体内にとどまって発育し、孵化(ふか)し幼体となってから母体外へ出ること。母体とはつながっておらず、養分を主に卵黄からとるものをいう。マムシ・タニシ・ウミタナゴ・サメ・エイ・グッピーなど...
らん‐とう【卵塔/蘭塔】
台座上に卵形の塔身をのせた墓石。禅僧の墓石に多く用いられる。無縫塔(むほうとう)。
らんとう‐ば【卵塔場】
墓場。墓地。
らん‐のう【卵嚢】
卵を包む強靭(きょうじん)な袋状のもの。海産の巻き貝類にみられる。
らん‐ぱく【卵白】
卵の卵黄を取り囲むゾル状のたんぱく質。鳥と爬虫(はちゅう)類にみられる。白身。
らんぱく‐アルブミン【卵白アルブミン】
⇒オボアルブミン
らん‐ぷん【卵粉】
鶏卵の中身を乾燥して粉末にした食品。菓子の材料や料理に用いる。乾燥卵。
らんぺん‐はっせい【卵片発生】
実験的に、卵の細胞質片に精子を侵入させると発生が進行する現象。単相の精子でも細胞質があれば発生しうることを示すもの。メロゴニー。
らん‐ほうし【卵胞子】
藻菌類や藻類で、生卵器の中で卵細胞が受精して生じる胞子。休眠後、減数分裂して発芽する。
らんぼ‐さいぼう【卵母細胞】
卵子の形成過程で生じる雌性生殖細胞の一つ。卵巣内で卵原細胞が有糸分裂を繰り返して増殖した後、肥大したもの。減数分裂して卵細胞となる。