ひょうほん‐むし【標本虫】
1 甲虫目ヒョウホンムシ科の昆虫の総称。体長2〜5ミリ。体は卵形または円筒形で頭部は小さく、黒色から黄褐色。乾燥した動植物質を餌とする。 2 動物の乾燥標本や乾燥食品を食害する昆虫。カツオブシム...
ひよく‐そう【比翼草】
オオバコ科の多年草。日当たりのよい山地に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛がある。葉は卵円形で対生。夏、葉のわきから一対の柄を出し、淡紫色の小花を総状につける。
ひよ‐こ【雛】
1 卵からかえって間のない鳥。特に、鶏のひな。ひよっこ。 2 まだ一人前でない者。幼稚・未熟な者。ひよっこ。「—のくせに生意気な口をきくな」
ヒヨス
《学名、(ラテン)Hyoscyamusから》ナス科の一・二年草。高さ約1メートル。全体に毛が密生する。葉は長卵形で羽状に浅く裂けていて、主脈が白い。初夏、汚黄色で壺状の花を横向きに開く。花の内面...
ひよどり‐じょうご【鵯上戸】
ナス科の蔓性(つるせい)の多年草。野原などに生える。全体に軟毛が密生し、葉柄で他に絡みつく。葉は卵形。夏から秋、葉と対生して花柄を出し、白い花を下向きにつける。花びらは5裂し、反り返る。実は丸く...
ひら‐がい【平飼い】
地鶏などの飼育で、鶏が自由に地面を歩き回れるようにした飼い方。ストレスが少なく適度な運動をすることで、肉質や卵の質がよくなると考えられている。平面飼育。地上飼育。→ケージ飼育 →バタリー [補説...
ひらた‐ぐも【平蜘蛛/扁蜘蛛】
クモの一種。体長約1センチ。体は平たく、頭胸部と脚は褐色、腹部は卵形で灰白色、背面に黒斑をもつ。人家などに普通にみられ、壁面に円形の白い巣を張る。
ひれあし‐しぎ【鰭足鷸】
チドリ目ヒレアシシギ科の鳥の総称。全長約20センチ。足指にひれがある。雌のほうが大形で羽色も派手。抱卵は雄が行う。日本にはアカエリヒレアシシギとハイイロヒレアシシギが春・秋に渡来、海洋上や海岸で...
び‐じゅうもう【微絨毛】
動物の細胞表面にある小突起。成長期の卵母細胞、小腸や細尿管の上皮細胞、内耳や鼻の感覚細胞などにみられる。
ビスケット【biscuit】
小麦粉にバター・牛乳・卵・砂糖・香料などをまぜて、一定の形に焼いた菓子。広くは、脂肪を多くしたクッキーなども含めていう。